2015年5月5日火曜日

和綿の播種(オアシス農場)

今日は、千葉 野呂にあるオアシス農場にて、和綿の播種を行いました。
こちらは、コルベジ農場のような指導付きの農園ではありません。面積も広大で、かなりの種類の野菜にチャレンジをしています。

ワーカーズコープちば
千葉の野呂にあるオアシス農場 広大な面積の畑にチャレンジする


ワーカーズコープちば
もうすぐ収穫までこぎつけた空豆
ワーカーズコープちば
ジャガイモも5種類を作付

ワーカーズコープちば
ネギにも力をいれています


 コットンには、和綿と洋綿があり、日本ではほとんど綿を栽培することもなくなったため、綿にまつわる文化がすたれてしまっています。海外で栽培されるコットンは、収量が多く毛足の長い洋綿であり、日本で栽培されていた和綿は経済的に競争力をうしない、国内でもその文化が衰退し消えつつあります。
 東日本大震災 福島原発事故を契機に、福島で和綿や、菜の花、ひまわりを植えようと、ワーカーズコープの有志が取り組んできました。
 和綿の種は、おらコットン・(常総生協)さんから譲っていただき、2013年に二本松有機農業研究会の大内信一さんの畑に播種、二本松有機農研とワーカーズコープ有志による和綿プロジェクトをスタートさせました。
 2013年に二本松で採れた種の一部を2014年に千葉 野呂 オアシス農場に播種し育て、そこで採れた種を、今回、大規模に播種することにしました。
 14年に野呂で取れた和綿は、クリスマスリースや糸紡ぎなどで活躍、その種を今年、面積を広げて播種します。
 従って今回蒔く種は、大島在来種で、それが茨城、そして福島で育ち、そののちに千葉で育った、千葉生まれの種を播種することになります。
 もちろん、昨年、今年も福島 二本松にも播種を続けてきています。
 一昨年は、用賀にあるトウキョウコットンビレッジにワーカーズ有志+αで押し掛け、一杯飲みながら糸紡ぎを体験、昨年は常総生協さんにご一緒させてもらい、岐阜にある(株)マインド松井さんのガラ紡見学にも行ってきました。
 福島、千葉で育てた和綿から、綿繰り、糸紡ぎ、布、服までたどり着くことが、当面の夢でもあります。
 和綿は、多くの人がかかわれるので、可能性が広がります。


ワーカーズコープちば
和綿の種の播種(準備) 作業をするツッチーはどんどん農業スキルを身につけていきます

 
ワーカーズコープちば
和綿(大島在来種)の播種


ワーカーズコープちば
和綿播種後の水やり


















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