2017年8月1日火曜日

採種(オアシス農場)

この農場では極力自己採種した種を使用したいと思っています、豆類のスナップエンドウ、ソラマメ、落花生、大豆などは自己採種です、ナス、ピーマン、オクラ、里芋も新しい品種以外は自己採種の種を使っています。生姜、サツマイモなどは種イモの管理方法の確立が必要で今年はうまくいきませんでしたがまた挑戦したいと思っています。どうしても作れないジャガイモ以外いずれ自己採種していきたいと考えています。

昨シーズンはアブラナ科(小松菜・ルッコラ・水菜)の種を取りました、かなりアバウトに採種したため交雑したものも多くありました、今年は種類の違うものを選定し交雑を防ぐようにしました。

人参です、一番最初に採種計画を立てたものです。
だいぶ熟してきています。
一塊3~50粒ほどが100以上の集合体になっています、これ一つで3千~5千粒ほどの種が取れることになります。
購入した種と同じです、今年の冬のニンジンはこの種を播種しようと思います。(冬越し5寸ニンジン)
 サニーレタスです、初めて採種に挑戦しました、レタスは自家受粉性だそうで特に交雑の心配はないそうです。
アブラナ科同様花一つ一つに種ができます、一株どれくらいあるのでしょうかこれ一つでこのこの農場の一年分の種が取れそうです。
先端に綿が付いていますその付け根に種があります。
引き抜くとこんな感じで種があります、よく見ると種にまだめしべの残りが付いています、種苗会社はどのようにしてこれらを排除しているのでしょうか?
パクチィーです、このところ人気が出てきた香草野菜です、昨年秋に播種した物でようやく採種時期になりました。
大き目な種で採種するのは楽です。
こんな感じのものが束になっています。
この種もパクチィーの匂いが普通にします。
 スナップエンドウです、収穫漏れたものを6月一杯熟すのを待ち刈り取り乾燥させて採種します。この時期農場はとても暑く木陰で涼みながらぽつぽつ種取りしてもらっています。
このような状態で刈り取ります。
さらに乾燥させました、あのおいしかったエンドウには見えません。
種ははこんな感じです。
千葉県匝瑳郡大浦町原産の太ゴボウ、端型で胴回り20㎝を超える太さになります、昨年播種しましたがあまり太くなりませんでした、数本残し採種しました。
 
成田山新勝寺に奉納され、参詣者に饗されて、その美味なことが全国に知れ渡った。と説明書きにありましたが私は知りませんでした、太くても柔らかいゴボウです。
アザミに似た花です。
黒く細長い種です。
採種はしましたがまだ芽出し確認はしていません、芽出し確認ができて初めて採種成功と言えると思います、改めて発芽テストをしたいと思います。

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